スポーツ

2021年7月28日 (水)

大騒ぎするほどの問題ではない Not the matter in jolly fever

敢えて書きます。今回のオリンピックは、コロナの世界的蔓延 (pandemic) という状況の中で開催されている大会です。オリンピックどころではない国もありますし、東京の酷暑に慣れる前に競技に臨まなければならない海外選手たちも多いです。そうでなくても開催国の有利がある中で、このような不公平な状況があるのですから、日本がメダルをラッシュするのは当然です。大騒ぎするほどのことではありません。

I dare write about it. Olympics this time is being held in the unusual situation of the pandemic of COVID-19. Under such situation, there are countries that can never think of Olympics, and there are lots of foreign athletes who have to join competitions before they have become accustomed to the terrible hotness of Tokyo. Even if such conditions don't exist, situations are helpful to the domestic athletes. So, with existing such unequal conditions, medal rush of Japanese athletes is quite natural... not the matter in jolly fever as some Japanese people are in.

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2019年10月17日 (木)

2020のオリンピックのマラソンは札幌で

IOC は、2020年の東京オリンピックのマラソンと競歩の開催地を札幌に変更することを計画しているということである。東京の真夏は猛烈な厚さなので、札幌への競技地変更はよいアイデアだと思われる。東京湾の水質の問題あるトライアスロンも、他の競技地へ開催場所を移すべきであろう。
IOC planning to move Tokyo Olympic marathon north to Sapporo in bid to avoid heat


Raymond Lefèvre - La Forêt de 'Hokkaido (静けき森)

 

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2016年10月18日 (火)

2020年オリンピックのいくつかの種目は韓国で

  イギリスのガーディアン紙 (the guardian) のサイトに、2020年のオリンピックについての注目すべき記事が掲載されている。早速、記事の一部を翻訳して紹介する。

IOC may move some Tokyo 2020 Olympic events to South Korea
IOCは、2020年の東京オリンピックのいくつかの種目を韓国へ移すかもしれない

Japanese media report canoeing and rowing may move in response to soaring costs despite promise of a ‘compact’ games
「コンパクト」な競技という約束にもかかわらず急上昇しているコストへ対応するために、カヌーと-ボート漕ぎは [韓国へ] 移動するかもしれないと、日本のメディアは報じている


The International Olympic Committee is considering moving the rowing and canoeing events at the Tokyo 2020 Olympics to South Korea in an attempt to cut soaring costs, according to Japanese media reports.
日本のメディアのレポートによれば、国際オリンピック委員会は、急上昇しているコストをカットする目的で、2020年東京オリンピックでのボート漕ぎとカヌーの競技を韓国へ移すことを検討している。

Depriving Japan of the events risks provoking a backlash from the Tokyo 2020 organisers, and would make a mockery of the city’s vow to hold a “compact” Games.
日本からそれらの競技をはく奪すれば、2020年の東京 [オリンピックの] 主催者たちからの反発を引き起こしかねず、「コンパクトな」オリンピックを開催するというその都市 [東京] の誓約を笑いものにするであろう。

Kyodo News and the Asahi Shimbun on Tuesday cited unnamed sources as saying that the events could be held in the South Korean city of Chungju – one of the venues for the 2014 Asian Games – if organisers and Tokyo’s governor, Yuriko Koike, fail to agree on a site in Japan.
共同ニュースと朝日新聞は火曜日に、匿名のソースの発言として、もしも主催者たちと東京都知事の小池百合子が日本のある場所の同意を得ることに失敗したら、それらの競技が韓国の忠州市──2104年のアジアカップの開催地の一つ──で開催される可能性があると伝えた。

  このニュースを知ったら、いわゆるネトウヨなどは激怒すると思わるが、これが現実なのである。いつまでも Japan as number one などという幻想に捕われていては駄目なのである。
  猛烈な高齢少子化の中で、積み重なる累積債務によって国家の財政は破綻の危機に瀕している。そんな中でオリンピックにお金をつぎ込む意味があろうか。オリンピックの期間は僅か数週間である。その期間だけは、主としてクレジット・カード決済で外貨が日本に流入するであろうが、その後は外貨の流入は激減し、残るのは設備や道路の整備のために調達した資金の債務だけである。しかも、その時には、皆今よりも4歳年をとっているのである。

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2016年8月31日 (水)

最後まで走った (プノンペンポスト記事より)

 リオのオリンピックも終わり、今はパラリンピックの開催を待っている。
ところで、猫ひろしへの大変に好意的な記事が、プノンペンポスト (Punom Penh Post) のサイトに掲載されているので、その一部を翻訳して紹介することにする。


Hiroshi stays to the finish, Cambodia upbeat as curtain falls on Rio Games
ひろしは最後まで走り切り、リオのゲームにカーテンが降りるときにカンボジアは盛り上がる


It rained in Rio as the most controversial but captivating Summer Games in recent memory handed over the baton to Japan during a spectacular closing ceremony for the 2020 Tokyo Olympics and a small Cambodian contingent headed home with a feeling of pride after having done better than many previous missions.
リオに雨が降る中で、最近の記憶の中で最も議論を呼び、しかし最も人を引き付けた夏の[オリンピック]ゲームは、目を見張らせる閉会のセレモニーの中で2020年の東京オリンピックへとバトンを手渡された。そして、カンボジアの小さな代表団は、これまでの多くの代表よりもよい成果を収めたことに誇りを持って帰途へ着いた。

The last of six Cambodian competitors, Takizaki Kuniaki, more popularly known as owarai comedian Neko Hiroshi in his native Japan, came in second last among the 140 finishers as 15 athletes from a starting list of 155 dropped out of the men’s marathon at various stages of a course with several sharp turns made more challenging by the slippery conditions.
6人のカンボジアの競技者の最終者の瀧﨑 邦明、母国の日本ではお笑いの 猫ひろし としてもっとよく知られている瀧崎 邦明は、滑りやすい条件によって難しさを増した数ヵ所の急な曲がり角を伴うコースの様々な場面で155人の出走者の15人が男子マラソンから脱落するなかで、140人の完走者の最後から2番目にゴールインした。

The 39-year-old Hiroshi, a Japanese national who became a Cambodian citizen in 2011, was proud to run for his adopted country, and he displayed the true spirit of participation by battling on at the rear of the field to finish 139th in a time of 2 hours 45 minutes and 55 seconds.
2011年にカンボジアの市民になった日本国民の39歳の ひろし は、彼を受け入れた国のために走ったことを誇りに思い、2時間45分55秒で139位でゴールするために競技場の近くで苦闘することによって、参加することへの真の精神を示した。

‘A great honour’
大いなる名声
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"Finishing a marathon in itself is a great honour and I am happy that both our long distance runners gave their very best."
「マラソンを完走すること自体が大変な名声です。そして私は我が国の長距離走者が [男女] 二人ともベストを尽くしてくれて嬉しいです。」

<猫ひろしが走っている写真>

“Of course, our objective is to do better in every discipline we take part in, but considering the top quality of competition, our athletes have given us a lot of hope for a better future,” said Vath Chamroeun, secretary-general of National Olympic Committee of Cambodia.

「もちろん、我々の目標は、参加する何れの分野においても更に向上することですが、競技の質の高さを考慮すれば、我々のアスリートたちはより良い未来へ向けて我々に多くの希望を与えてくれました。」──このようにカンボジアオリンピック委員会の事務総長の Vath Chamroeun は述べた。


 小生も今では 猫ひろし を高く評価している。彼はマラソンを完走することによって、カンボジア国民の期待に応えたのである。メダルには程遠い成績であったが、多くの人に夢と希望を与えたのである。もちろん、それは完走の結果である。
 さらには、猫ひろし の採った方法は、閉塞した日本社会へのアンチテーゼとも言えるであろう。誰もが同じ基準で判断されるために同じレールの上を通る必要は、全くないのである。そこに隙間があれば狙ってみるのもよい選択であろう。

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2015年10月 6日 (火)

スポーツ大会

 今日・明日は、市内の中学生たちのスポーツ大会である。今日は秋晴れの素晴らしい天気で、明日も好天が続きそうである。この素晴らしい一日をしっかり楽しんでもらいたいと願うとともに、塾生たちの健闘を祈る。

 しかるに、2010年の東京オリンピックは、何故真夏の地獄のような暑さの最中に開催されねばならないのだろうか?  マラソンなどは、その中で42km走るのであろうか?
 IOCは、スポンサーにではなく、アスリートたちにもっと配慮すべきであろう。

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2014年2月 8日 (土)

なぜ最後から2番目の入場になるのか

 ロシアでのソチ五輪の開会式の入場行進において、日本はホスト国のロシアの手前、最後から2番目の入場になった。これは、── 既に報道されているように ── ロシア語のアルファベットとロシア語での「日本」の表記とによるものである。

 ロシア語では日本のことを Япония と表記する。イポーニィヤという発音に近いのであるが、 R の反対の Я はロシア語のアルファベットでは最後に来る文字であり、ヤーと発音する。
 次の п はピェーと発音するが、数学でよく用いられるギリシア文字の π を思い出して戴ければ理解しやすいと思われる。
 その次の о はローマナイズされたアルファベットと同じであるが、その次の н はエイチではなく、エヌすなわち英語等の n に対応する文字である。
 その次の文字、 n の大文字が裏返ったような и は、イーと発音し、英語等の i に対応する文字である。ドイツ語ならば、 i を同じようにイーと発音する。
 そして最後の я は、最初の Я の小文字形である。

 ロシア語のアルファベットは、最初は違和感を覚えるが、慣れてしまえば別段不自然さを感じない。だが、英語と比較するとかなり複雑な文法は、ドイツ語の文法を学ばないと理解できないかも知れない。

 P.S.
 それにしても、今日は雪がすごい日である。今日の塾は早めに終了せざるを得なかった。

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2013年12月23日 (月)

鈴木明子さん、おめでとう

ソチ五輪の選考会でもあった全日本選手権での、鈴木明子さんの演技はすばらしかった。まさに長年の努力が報われた数分間であった。

小生はスポーツにはあまり関心がないのであるが、今夜は鈴木さんの演技に感動して、BGM に使われていた Music Of The Night ("Phantom Of The Opera") が聴きたくなった。

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2013年5月 5日 (日)

国民栄誉賞の問題点

 東京ドームという場所で、松井秀樹氏の引退セレモニーと一緒に、安倍首相もその場に登場する形で国民栄誉賞の授賞式が行われたことには、大いに問題がある。
 周知のように、東京ドームは読売巨人軍のホームグラウンドであり、その球団の親会社は読売新聞である。そのような場所に与党自民党の総裁でもある安倍首相が登場して、ファンと一緒にお祝いを行ったからには、読売新聞という日本で最大の発行部数を誇る新聞は、自民党の批判を行えなくなってしまう。
 新聞の立脚するスタンスは、個々の政党のそのときの政策や方針から独立したものであらねばなるまい。それが全国紙の使命であろう。だから、今日の国民栄誉賞授賞式には大いに問題があるはずである。
 政治知中立性を担保する意味で、国民栄誉賞は、皇居において国の象徴である天皇から授与される (授賞を決定するのは内閣) のが望ましいと、小生は考える。

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2013年1月12日 (土)

体罰の問題

 スポーツの指導での「体罰」は、体罰ではなく、ただの暴力である。
 体罰とは、悪いことをした子供や、授業の妨げになることをした子供に対してなされる行為であり、これを完全に否定するか否かには、議論の余地があろう。例えば、万引きを常習にしている子供に父親が体罰を与えることは、教育的効果がある場合もあろう。
 だが、テストの点数が悪いからといって親が子を殴ったら、── たとえそれによって成績が改善しても ── 教育的効果があったとは言えまい。単に数値や (スポーツの) 記録を向上させることは、教育の目的とは言えないからである。そんなようにしてでもテストで点を取ったり、一流高校・大学へ入ったり、試合に勝ったりすればよいという価値観は、諸悪の根源であり、自己中の今の政治家諸氏を見ていれば、それはよく分るであろう。

 桑田真澄氏はこの問題について、「体罰は指導者の勉強不足による、いちばん安易な指導方法で、チームや選手は本当の意味では決して強くならない」と発言している。だが、この発言から分ることは、
スポーツの指導における体罰は、── 例外はあるかも知れないが ── 子供が悪いことをしていないのに殴る行為であるということである。そうであるなら、それは体罰ではなく、ただの暴力である。

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2012年8月14日 (火)

サッカー選手へのメダル差し止め (Yahoo UK のサイトから)

 休暇で出かけている間はインターネットが利用できなかったのだか、是非とも確認してみたい記事があった。
 Yahoo UK のサイトの Olympic Games のサイトにその記事は掲載されている。例によって、冒頭の一部を紹介して翻訳することにする。今日は2つ目の投稿である。



IOC withhold South Korean's medal over protest sign

IOCは、抗議の札の問題で韓国のサッカー選手 [単数形] のメダルを差し止める

The IOC will not give a medal to the South Korea footballer who was photographed holding a sign with a political message about a territorial dispute with Japan following their bronze play-off.
銅メダルを獲得した試合後に日本との領土紛争についての政治的メッセージが書かれた札を持って写真撮影された韓国のそのサッカー選手へ、IOCはメダルを与えないであろう。
By Reuters | Eurosport – Sun, Aug 12, 2012 14:59 BST
ロイター/ ユーロ・スポーツ── 2012年8月12日14時59分、英国夏時間

Midfielder Park Jong-woo was pictured at the end of the game holding up a sign which read "Dokdo is our territory" following his team's 2-0 victory over Asian rivals Japan.
ミッド・フィールダーの朴種佑は、彼のチームがアジアのライバル日本に2-0で勝利したゲームの終わりに、「独島は我々の領土」と読める札を掲げ持って写真に撮られた。

The 23-year-old was due to have picked up a bronze medal during a ceremony at Wembley but was told not to attend, and he will not be given his medal until the outcome of a FIFA disciplinary case is known.
その23歳は、ウェンブリー・スタジアムでの式典の間に銅メダルを受け取ることになっていたが、[式典に] 出席するなと言われた。そして、彼は、FIFAによる懲戒の裁判の結果が判明するまで、メダルを与えられないであろう。

IOC president Jacques Rogge confirmed that he will not be given his prize until FIFA decide on possible sanctions.
FIFAが可能だという判定を下すまで彼はメダルを与えられないであろうと、
IOCの総裁ジャック・ロゲは確約した。
"We will take a possible decision of what will happen with the medal later," Rogge said.
「後にメダルに何が起こるか、我々は可能な決定を下すであろう。」と、ロゲは述べた。
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"We have opened an inquiry and have asked the National Olympic Committee of the Republic of Korea for an explanation," the International Olympic Committee said in a statement on Saturday.
「我々は [既に] 、韓国オリンピック委員会に問い合わせを開始して説明を求めている。」と、国際オリンピック委員会は土曜日の声明の中で述べた。
It called on South Korea's National Olympic Committee to take swift action and had urged the player not to attend the ceremony.
同委員会は、韓国オリンピック委員会に速やかな行動をとるように求め、その選手には式典に参加しないように要求していた。

FIFA has opened disciplinary proceedings against him, who has until August 16 to respond, the international soccer governing body said in a statement.
FIFAは彼に対して懲戒手続きを開始していて、彼には8月16日までに返答があるはずである。このように、国際サッカー連盟は声明の中で述べた。

South Korean NOC chief of staff John Moon told Reuters before the ceremony: "We just heard about what happened yesterday, we are looking into this incident but we are taking it very seriously.
韓国オリンピック委員会のスタッフ主任ジョン・ムーンは、式典の前に、「我々は昨日何が起きたのかをたった今聞いたばかりで、この出来事を調査中である。だが、我々はそのことを大変重要に受け止めている。」とロイターに語った。
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It is believed
the sign was shown long after the game had finished, in which South Korea won their first Olympic football medal.
韓国が初めてサッカーのオリンピック・メダルを獲得した試合が終った後、その札は長い間見せられていた。── と信じられている。[
赤字は小生による]

 
試合終了後長い間政治的なメッセージを掲げておきながら、それを政治とは関係のない偶発的なものだなどと主張しても、論理矛盾にしかならない。オリンピックに政治的なメッセージを持ち込んではならないことは、選手ならば認識していねばならない。もしも韓国のオリンピック委員会が選手の教育を怠っていたのならば、責任は23歳の若者一人のものだけではないかも知れない。
 もちろん、選手が自身の政治的立場を持つことは、その個人の権利である。しかし、それをオリンピックという場で誇示するならば、当然、選手としては失格である。もしも、日本の選手が反対の立場で同じことをやったとすれば、同じように選手失格・メダル剥奪になったであろう。


 今回の一件は、国際的な良識を逸脱した一方的な感情と行動が、オリンピックという大舞台であのような勇み足をもたらしたものであろう。竹島そのものの政治問題について言えば、世界の人々が注目するスポーツの祭典であの若者が国民的良識を示せなかったことは、日本にとってはよい出来事であったと言えるかも知れない。
 日本の女子バレーのチームが韓国に勝って銅メダルを獲得したときには、あのような真似はしなかったのである。


 

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