アイルランドのダブリン (Dublin) にあるトリニティ・カレッジ (Trinity College) の研究によれば、ビタミンD の摂取がCOVID-19 ウィルスへの抵抗力に重要な役割を果たすということである。
その記事の中で
Who is most at risk of Vitamin D deficiency?
「ビタミンD 不足のリスクが最も大きいの誰か?」
という設問への回答は、
People who get little sun exposure or eat inadequate amounts of fortified foods are most at risk, especially those who are currently house-bound or confined to their homes.
「日光をほとんど浴びなかったり、適切な量の強化食品を食べない人々に、最もリスクが大きく、とくに今家に引きこもっていたり、家庭に閉じ込められていたりする人々にリスクが大きい。」
ということであり、
また、ビタミンDを含む食べ物としては
Vitamin D is readily found in foods like eggs, liver and oily fish – such as salmon or mackerel – as well as fortified foods such as cereals and dairy products.
「ビタミンDは、卵やレバーや油を多く含む魚 --- 鮭やサバのような魚の中に、同様にシリアル食品や乳製品の中に容易に見つけられる。」
ということである。
そうであるなら、学校を休校にして子どもたちを家に閉じ込め、栄養バランスのよい給食を与えなくするのは、コロナウィルスの感染防止に逆効果だということになる。多くの母子家庭などの低所得家庭の子どもたちは、栄養摂取の面でも心配で、それが病気への抵抗力の低下や学習の遅れに繋がることになる。
単に形式的な一斉休校という対応ではなく、より多くのデータを科学的に分析して、コロナウィルスに対して実質的な対応をしてもらうことを、行政に対して強く望む。
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