沈みゆく国の「大学入学共通テスト」
周知のように、この週末に「大学入学共通テスト」が行われている。
いまこの試験を受験している受験生たちが大学を卒業して社会へ巣立つころには、日本では「失われた40年」が議論されることであろう。少子高齢化は一層深刻になり、借金財政も深刻さを増すか、それとも加速するインフレによって税収が増える代わりに生活苦や貧困が爆発的に増えるかの何れかになっていると、小生は予想する。
つまりは、受験生たちは沈みゆく国で「大学入学共通テスト」を受けているということになる。もちろん、集中して勉強することは素晴らしいことであり、人生において重要なことであるが、問題はその内容である。とくに文系教科、なかでも英語に至っては、そのような受験勉強が日本の人々の英語でのコミュニケーション能力を低下させているようにしか見えない。抜本的な教育方針の転換なしには、我が日本のガラパゴス化はますます進み、沈没へ向かってまっしぐらに進むことにもなりかねない。
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