本日の塾
本日、8月16日は午前のみ塾を開けます。
台風が接近する午後は、塾の営業を中止します。
こちらが当塾の中3生対象の夏期講習です。18回 (合計54時間) 3万8千円のコースと、28回 (84時間) 4万8千円のコースがあります。(現在当塾に通われている人と過去に12ヶ月以上通われた人は、各コースとも1万円引きになります。)
当塾は小規模塾で、今年は最終的に5人の塾生が埼玉県の公立高校を受験したが、その5人全員が無事合格を決めた。1.5倍近い倍率の学校を受験した子もいたし、今日早速入学前の課題について高校の数1・Aを含む範囲を提示された子もいた。
皆、努力の甲斐があったね。おめでとう。
明日は公立高校の入試日で、この小さな塾からも5人が受験する。
天気予報を再確認したところ、朝は暖かいので天候による受験への影響は少ないと思われる。
平常心を保って、落ち着いて試験に臨んでもらいたい。
埼玉県の公立高校の志願先変更期間後の最終的な倍率が、今日決定する。
今年の特徴として、複数の不人気校で大きく倍率が低下してことと、商業科の倍率が上昇したことが挙げられる。
ここ数年の急激な生活物価の上昇が保護者の意識に変化をもたらしているのが、商業科への志願者が増えた原因であろう。資格取得と就職に有利なことが、可処分所得の減少に悩む保護者たちの意識に大きな変化をもたらしているのだと考えられる。そうであれば、商業科以外の職業高校、なかでも人気の低い工業科などにも、経営方針をアップ トゥ デイトなものへ転換することで来年からの志願者増大のチャンスがあると考えられよう。(実際、今年倍率が急上昇した浦和商業高校の志願者の一部は、昨日大宮工業高校へ志願先変更したことがデータから読み取れる。
また、子どもを大学へ進学させる場合にも、いわゆるFラン大学へ進学させる価値について疑問をもつ保護者が増えているのかも知れない。不人気高校の倍率がさらに低下したように。そうであるなら、今後いわゆるFラン大学の一部は、18歳人口の減少にともなって本格的な経営危機を迎えることになろう。
まもなく1月も終り、受験の2月を迎えるが、埼玉県の公立高校の受験生たちはまだ20日間勉強できる。
残された期間をいかに活用するかによって、当然、結果は変って来よう。最後まで気を抜かず、頑張れ!
周知のように、この週末に「大学入学共通テスト」が行われている。
いまこの試験を受験している受験生たちが大学を卒業して社会へ巣立つころには、日本では「失われた40年」が議論されることであろう。少子高齢化は一層深刻になり、借金財政も深刻さを増すか、それとも加速するインフレによって税収が増える代わりに生活苦や貧困が爆発的に増えるかの何れかになっていると、小生は予想する。
つまりは、受験生たちは沈みゆく国で「大学入学共通テスト」を受けているということになる。もちろん、集中して勉強することは素晴らしいことであり、人生において重要なことであるが、問題はその内容である。とくに文系教科、なかでも英語に至っては、そのような受験勉強が日本の人々の英語でのコミュニケーション能力を低下させているようにしか見えない。抜本的な教育方針の転換なしには、我が日本のガラパゴス化はますます進み、沈没へ向かってまっしぐらに進むことにもなりかねない。
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